電子内視鏡の導入に伴い、従来開腹手術でしか行えなかった消化管内の異物摘出や組織生検が開腹することなくできるようになりました。
例えば胃内の異物摘出などは、手術を行うと開腹して胃を切開して異物を取り出すため、術後の絶食や点滴のため数日の入院が必要となりますし、動物も痛い思いをします。
一方、内視鏡の場合は全身麻酔が必要ですが内視鏡に挿入された鉗子で胃の中の異物を掴んで口から摘出するので苦痛はほとんどなく体調が良ければ当日〜翌日の退院が可能です。
内視鏡検査ができるのは食道〜胃〜十二指腸と、肛門〜直腸〜結腸です。
近隣の先生からの紹介症例も検査・治療も行っていますので、ご希望の方は主治医の先生と相談の上ご連絡ください。
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